八卦と九星気学とは?

 

「八卦」とは、陰陽を3つ組み合わせることで自然界の性質全て説明したものです。陰陽を下から3段積み上げるので2の3乗すなわち8通りの組み合わせがあり、八卦の法則に基づいて、「天(乾)六白金星、沢(兌)七赤金星、火(離)九紫火星、雷(震)三碧木星、風(巽)四緑木星、水(坎)一白水星、山(艮)八白土星、地(坤)二黒土星」に分けて割り当てられます。

割りあてられた星は、それぞれその陰陽の組み合わせによる「特徴」を持つと考え、これは自然の成り立ちから、法則性があると考えたものです。

 

私たちの住む地球上においては全てのものが「後天八卦」の法則にしたがいます。

これは、宇宙には東も西も北も南もありませんが、地球は太陽に対して、軸をやや傾いた南北に向き、東へと回転するという事実から、地球独特の方位とエネルギーの法則が生まれるからです。

 

例えば、普段私たちは北が寒く、南が暑いのは当たり前のように思いますが、これは地球にだけ起こる現象です。後天八卦では北は「坎水」南は「離火」が割り当てられ、水は陰の性質の極、火は陽の性質の極であるという、自然界と同じ性質が各方位に当てはまるよう、各星が割り当てられているわけです。

八卦の理論の元にして日本で独自に発展して作られた易の方法が「九星気学」です。

生まれ年による「干支」「本命星」「月命星」などによって決まるその人の「気(エネルギー)」に対して「刻一刻と変化する地球のエネルギー」からの影響を分析し、適切に「命を運ぶ(運命)」を整えてゆくための理論です。

 

この理論は統計学に基づいており、目に見えない「気(エネルギー)」を人生に活かす方法なのです。

 

九星気学は「住まい、引っ越し、旅行」などが移動が伴うすべてのことに活用でき、「風水(家相)」の考え方にも基本となるもので、多種多様な人間の営みに影響を与えますし、これを活用することで、人が自然界と調和することもできるわけです。

 

このような目に見えないが自然界全てに影響を与えている「気」については、現代物理学で「素粒子」と何らかの関係性があるのではないかといわれています。

 

現代物理学では「全ての素粒子は振動する波でできている」といわれています。この波の情報とエネルギーの性質こそが「陰陽五行と八卦」で説明される「気」の性質と言えるのではないでしょうか?

 

「九星気学」とは、単なる占いではありません。自分の生年月日によって決まる生まれ持った宿命ともいえるエネルギーの性質が、どのようなものであるかを理解し、その条件の中で、自分の運命をどのように運んでゆくかを考る智慧の学問なのです。

 

「生年月日」で決まる「本命星」、「月命星」は、その人が生まれ時に得たエネルギーの性質を示しており、逆にそのようなエネルギーを持っていために、そのような日に生まれたとも言えます。

 

「住まいや事務所の引っ越し」、「旅行に行く」際には、その時の地球のエネルギーがどのような状態であるかを知ったうえで、自分の持って生まれたエネルギーとの調和を図りながら方位選びをすると、自分に欠けているエネルギーを補ったり、自分にその時に必要なエネルギーを得られたりします(例、開業、受験、結婚・・.etc)。

 

九星気学を勉強することで、どのようなタイミングで新たな事業を始めるべきか?また、運気が低迷している際にはどのような心構えでどのように過ごしてゆくべきかも知ることができるのです。

 

人間にはそれぞれその人の持つ固有のエネルギーが存在するといわれています。たとえ同じ誕生日でも、個々人の持つエネルギーが異なるため九星気学上では同じはずでも、同じ運命を辿るとは限らないのです。

 

人生の様々なシーンで、「どのような行動の選択をしたか?」、「自分がどのような思考で生きたか?」によっても、人の運命は大きく変化します。


人が同じ失敗を繰り返すのは、自分の思考の癖によって導き出される行動の癖があるからで、この癖を見つめ、人生の経験からの学習によって癖を作り変えてゆく作業が運命(命を運ぶ)といえます。

 

歯友會のセミナーや気功の技術によって智慧を得、あるべき正しい行動を選択し、今の自分にとって最高の運命を作ってゆきましょう。

九星気学相談

九星気学相談では、生年月日から、相談者の本命星、月命星から、様々な影響を与える星を割り出すことで、「引っ越し」、「旅行」、のベストの方位取りとタイミングと知ることができます。「けが」、「病氣」に「氣を付ける時期、方位」を事前に知ることで問題が起こることを最小限にすることができます。

 

これだけでは単なる占いでしかありません。

九星気学の本来の目的は、氣学の分析を用いることで、自分の行動の癖が自分にどのような影響を与えていたかを振り返ることで自分の問題点に気が付くことです。

 

例えば、けがや病気、行動や人間関係の失敗があったとしても、それは今回避けられなかったと納得し、そこに行き着いた自分にどんな問題があったのかを反省することが非常に大切です。


悪い方位へ「旅行した」から、「引っ越した」から「トラブルに巻き込まれた。」「事業に失敗した」とは限らず、一見悪く見えたことも後で見ると良い結果に繋がっていたということはよくあることです。

私の経験では、どんなに悪い方位に旅行をしてもとっても楽しく、のちに問題も起きなかったことがほとんどです。


また、人間関係やトラブルに巻き込まれる殆どの原因は、「自分の準備不足や智慧のなさ」、「相手に対する配慮が欠けていた」などです。


これらを深く掘り下げると、要は自分の持っているエネルギーの性質が大きく関与していると言えるのです。


つまり八卦で示される全ての種類のエネルギーを整えさせすれば怖がる必要はないのです。

 

「身体の調子が悪い」ことも単に「健康管理の問題」だけではなく、「不適切な対人関係」、「利己主義」、「無知な行動」が関与しています。

 

もし身体がお辛くて、どうにもならない場合は、気功療法や、薬膳、薬草などで、まずは十分に回復していただきます。

そして、自分を振り返ることができるまで回復したなら、「本当の病気や不幸、悩みが起きた原因」である「自分の生き方そのもの」を今一度振り返っていただくことがカウンセリングの本当の意味なのです。

 

自分の生き方を変えると、自然と周りに対する見方が変わり、今まで悩んでいたことが嘘のように勝手に解決してゆく感覚が得られます。

 

しかし、今までの自分の考え方や価値観、習慣を変えてゆくことは非常に難しく、大変な努力と忍耐、そして適切なやり方を実践する必要があります。一旦自分を破壊するほどの決意が必要だからです。

実際の社会生活の中で、仕事をしながら変えてゆくのは大変な作業ですが、気学を単なる占いとして終わらせるのではなく、自分を変え、生き方の方向を知るための一つの手段としてご活用いただきたいと思います。

 

一歩進んだ、気学のカウンセリングのお申し込みはこちらからお願いいたします。